11/27「キャリアデザイン」では佐賀県農業試験研究センターの木下氏が講義

11月27日(水)の「キャリアデザイン」の授業は、佐賀県農業試験研究センター野菜・花き部野菜研究担当の木下剛仁氏による講義でした。

講義では、木下さんのこれまでのキャリアや大学時代の研究内容、県庁での仕事内容などを詳しく教えていただきました。

部活動を通じて学んだ継続することの重要性や大学生活で実感した仲間の大切さ、恩師の「志があれば道が必ず開ける!」という言葉など、さまざまな経験や恩師・仲間との出会いが木下さんの道をつくってきました。

農業試験研究センターでは「いちご次世代品種緊急開発プロジェクトチーム」でイチゴの育種に取り組み、2018年秋に発売を開始した「いちごさん」の品種開発に携わりました。

その開発の過程で、木下さんは15,000株、約50,000個のいちごを試食。その中から選ばれた「いちごさん」は、美しい円錐形で中まで赤い果実、糖度と酸味のバランスが良く、さわやかな香りとジューシーさが特徴です。収穫量はさがほのかに比べて20%多いため、生産者の方のニーズもとらえています。現在は、425戸、約64haで栽培し、約3,200トンを生産する見込みだそう。授業では「いちごさん」の試食もさせていただきました。

品種開発はとても地道で根気のいる業務で、目的を見失いそうになったこともあったそうですが、上司の方の「一歩でも前へ」という言葉を胸に、こつこつと前に進んだそうです。

授業の最後には、「失敗を含めていろいろな経験をし、佐賀大学で学べることに誇りと自信を持って勉学に励んでほしい」と学生にエールを送りました。


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