11/21「キャリアデザイン」JAさが・笹川氏の講義

  

2018年11月21日(水)の「キャリアデザイン」は、佐賀県農業協同組合(愛称:JAさが)の笹川和朗氏による講義でした。笹川さんは2003年に佐賀大学農学部を卒業し、JA佐賀経済連(現:佐賀県農業協同組合)に就職されました。現在は、園芸部に所属し、果樹の技術指導員として県内の農家さんへ栽培指導をされています。

前回講演いただいた中島さん同様、笹川さんが就職活動をした時期も「就職氷河期」で、新卒の6割しか就職先が決まっていなかったそう。そのような時代のなかで、大学で育種学を専攻して米や大豆の新しい品種を作る研究を行い、「食にかかわる仕事に就きたい!」という願いを叶えた笹川さん。JAに就職するきっかけは、大学の授業でJAの方の講演を聞き、JAが農産物の生産・流通・消費者への架け橋となる業務を行っていることと、自分が追い求めていた食料不足問題を解消することができる仕事であることを知ったことでした。さらに、大学で熱気球サークルに所属し、現在はパイロットの免許も持つほど大好きな「熱気球」が盛んな街である地元佐賀に残れることも大きな理由だったそうです。

現在の仕事は、果樹の栽培指導など営農指導が主ですが、消費者ニーズの把握や地域ブランドのPR、勉強会や講習会の開催、食育活動など多岐にわたります。仕事のために、農業改良普及員(国)、農薬指導士(県)、毒物劇物取扱責任者(県)、営農指導員(JA全中)の資格を取得し、今後は野菜ソムリエの資格取得に挑戦したいという笹川さん。「自分が住んでいる地域に貢献でき、さらに組合員の方に感謝してもらえるのが嬉しい」と仕事のやりがいを語りました。

授業の最後には、大学生活では「“無理”“できない”ではなく、“どうやったらできるか”を考え、様々なことにチャレンジしてほしい」、また、就職については「就職は人生の大きな分岐点。お金を稼ぐ、地域に貢献するなど仕事の目的は人それぞれだが、3年以内の離職率が3割を超える今、どんな仕事が良いか考えるときは、実際に仕事している人に会って話すことが必要。」と学生へのエールとアドバイスをいただきました。


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